令和4年第4回都議会定例会
掲載日:2022.12.15
質問事項
先日、仮庁舎予定地周辺の住民の方々への説明会は行われたが、代々木警察署の管轄の渋谷区民への説明会は、未だ行われていない。今後の説明会の予定について伺うとともに、代々木警察署が新宿区へ仮移転することに伴う、渋谷区民への影響について見解を伺う。
回答
代々木警察署の建て替えに関する近隣住民への説明は、令和5年2月中に実施できるよう、渋谷区と調整しています。
また、代々木警察署の管轄外である新宿区内に仮移転することにより警察活動に影響が出ないよう、引き続き、代々木警察署が警視庁本部所属と緊密な運携を図るとともに、パトカーの機動力を活用するなど、迅速な事案対応に努めていきます。
質問事項
渋谷区内でも未だホームドアが設置されていない駅があるが、鉄道駅総合バリアフリー推進事業のホームドア等整備促進事業を活用するなどして、早急な整備が必要と考える。今後の渋谷区内の駅へのホームドアの整備予定を伺う。
回答
ホームドアの整備を促進するためには、鉄道事業者の積極的な取組が不可欠です。
都は、令和元年度に取りまとめた 「鉄道駅バリアフリーに関する優先整備の考え方」も踏まえて、事業者に整備計画の策定を求めるとともに、令和2年度から補助対象駅の拡大など支援策を拡充しています。
渋谷区内では、JR東日本は令和13 (2031)年度末頃までに、小田急電鉄は令和14(2032)年度までに、渋谷区内のホームドア未整備駅について整備を行うこととしています。
京王電鉄では、現在、笹塚駅において、ホームドア等整備促進事業を活用し、令和5年度までを事業期間として、ホームドアの整備を行っています。都は、引き続き国や区市町と連携し、鉄道事業者の取組を支援していきます。
質問事項
現在、整備中の都立明治公園においても、地域の防災拠点として、防災機能の強化充実を図るべきだが、見解を伺う。
回答
明治公園の整備においては、発災時に避難できる広場や防災トイレを整備するほか、停電時も管理所が機能を発揮するための非常用電源、安全な避難のための蓄電池を備えた照明灯やデジタルサイネージなどの防災施設を設置する予定です。
質問事項
旧こどもの城を含む、神宮前五丁目地区のまちづくりにおいて、来度以降、議論を早急に進めていくべきだが、来年度以降の予定について伺う。
回答
都は、旧こどもの城及び周辺都有地について、有識者、都及び地元区から成る、神宮前五丁目地区のまちづくり検討会を令和4年度設置しました。
令和5年度は、神宮前五丁目地区における都有地の一体活用に向け、引き続き検討会を運営するとともに、まちづくりの方針策定に関する調査の実施に向けて取り組んでいきます。